前回はアデニウム アラビカム越冬結果について書きました。
結果は11株中7株。1年目にしては頑張ってくれたのかなと思っています。
ダメになってしまった4体も頑張ってくれていたのですが、水をやってみると徐々に腐っていくのがわかりました。
今回は”どんな株がダメになったのか“を今後のためにも考えてみようと思います。
アデニウム アラビカムの越冬。どんな株がダメになったのか
どんな株がダメになったのかということですが、これを書く理由は「水やりのタイミングを少しずらせば生き残る可能性があるかも」と思ったのでシェアしておこうと考えました。
というわけで、ダメになった株はこちら
腐った株の例①
しっかりしているようで意外と根元が腐っていました。というか腐っていたのではなくもしかすると腐らせてしまったのかもしれません。
予測ですが、株に対して鉢が大きすぎたのが原因かなと思います。
暖かくなってきたばかりで、まだ水を吸い上げる力が弱い段階なのに大きな鉢いっぱいに水をあげたために、なかなか水を吸い上げることができなくて腐ってしまったのではないか。ということです。
腐った株の例②
この写真の中では手前の黒い鉢の株が腐ってしまいました。
写真を見ていただくとわかると思いますが、若干赤く下の方がより濃い赤になっています。
ぷっくり太っていて良い感じに見えますが、おそらく下の方はこの段階で腐っています。これはなぜ腐ってしまったのかはわかりませんが、水のやりすぎかもしれません。
水を吸い上げれなかった株の例
シワシワになってしまった株も2体ダメになりました。
この子はそもそも冬の間にダメになっていたっぽいです。断水時期に入るまでに大きくなれなかったので、水をしっかりと蓄えておくことができなかったためと考えています。
12月上旬に断水を始めているので、もしかすると暖かい場所で粘って育てていれば冬を越すことができたかもしれません。
シワシワになっても生き残った例
右側の株はシワシワで根元が赤いのですが、頑張って生き残ってくれました。
ダメかもなあと思っていたので、なぜ生き残ったのかは正直不明ですが、“こんな例もある”ということで見ておいていただければと思います。
というのも、上の失敗例となんら代わりないほど弱っているのに、生き残ったりダメになったりというのことがあります。
ダメかもしれないと感じても、春になったらアデニウムを起こしてみて、少しの間様子を見てみるのも良いのではないかなと思います。
アデニウム アラビカムの失敗例まとめ
今回はアデニウムの失敗例と、同じような状態なのに生き残った例についてご紹介しました。
アデニウムに限らず塊根植物は1年目が特に難しく、小さい株をどうやって越冬するかというのは最初のターニングポイントになります。
気候(気温)に左右される部分も大きいので、なんともいえませんが、この冬を越えた小さく強いアデニウムに今後も期待していきたいと思います。
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